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文字の発明からコンテンツの消費がゆるやかに加速した

非常に興味深い記事を読みました。

» CDや本が売れなくなってきた件 – 谷山浩子がどこかこのへんに…

1曲しかなければその1曲を大事にくり返し聴く。
10曲しかなければその10曲を大事にくり返し聴く。

だけど1000曲が小さなボディにまるっと収納されて、
いつでもどこでも気軽に聴けるとなったら、
もうどの1曲もたいして大事じゃなくなる。

たいして大事じゃない1曲は、
それが1000個あってもたいして幸せじゃない。

大人になった時にそのことに気づいた。

一ヶ月のお小遣いを全部使って買った
一枚のアビーロードを
学校サボって一日中聴きながら、
「レコード店がまるごとわたしのものだったらいいのに」と思ってたけど、
大人になって自分の収入でレコードを10枚とか一気に買うと、
聴き方も感じ方もイイカゲンになって、
結局一ヶ月に一枚しか買えなかった時より不幸せな感じになった。

確かに大人になって、いわゆる「大人買い」ができるようになってしまうと、昔ほどの感動は覚えなくなりますね。

考えてみればアナログ盤がCDになった時に、
もうそれは始まっていた気がする。
CDって、物としての魅力に欠ける気がする。
紙ジャケとか頑張ってるけど、
重く冷たく、黒光りする大きなアナログ盤を
ジャケットから取り出した時の
「ああ! 新しいアルバムだあ!」
という感動はなく、
最後まで聴かなくてもまいっかー
という気軽さがつきまとっている。

おそらくこの現象は、もっと前に起こっていたのではないでしょうか。印刷技術の革新時にも同様なことを感じた人はいるでしょうし、さらに遡ると人間が文字を発明したときも。

口伝によってのみ、流通していたコンテンツが、文字という記録方法を獲得した瞬間に、以前に比べると、そのコンテンツ・その発信者に対する畏敬の念を失ったのではないでしょうか。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。またお越し頂けると幸いです(^^)

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