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わかりにくいイーモバイルのPocket WiFi(D25HW)の料金プランを徹底検証

イーモバイルに限らず、携帯電話会社の設定している料金プランは、非常に複雑でわかりにくいです。年間で109,872円通信費が削減に!イーモバイルのPocket WiFiの魅力にて、Pocket WiFi(D25HW)の申込は、にねんMのデータプランが1番無難と書きましたが、今回その理由と、Pocket WiFi(D25HW)の購入を検討している方向けに、イーモバイルの料金プランを詳しく解説したいと思います。なお、このページに記載の情報は、2010年の2月時点での情報を元に作成しています。今後、変更になる可能性も充分ありますので、その点はご留意下さい。

契約種別と料金プラン

イーモバイル公式オンラインストアに掲載されているPocket WiFi(D25HW)単体端末契約の表を見てみましょう。

D25HW料金プラン一覧

もう見るのも嫌になるくらいわかりにくい…、のですが、大きく2つの項目があります。縦軸にある『スーパーライトデータプラン』や『バリューデータプラン』などの名称の付いている「料金プラン」と横軸にある『ベーシック』、『にねんM』などの「契約種別」です。この「契約種別」と「料金プラン」とは何でしょうか?

端末購入時の割引の有無は「契約種別」による

「契約種別」とは、わかりやく言うと端末(今回の場合はPocket WiFi(D25HW))を購入する場合、購入代金の割引があるかないか、購入代金の割引額が大きいか少ないかが選択できるプランです。この「契約種別」は、データ通信端末のPocket WiFi(D25HW)だけを買う場合、現状3種類あります。『ベーシック』と『にねんM』と『新にねん』の3種類です。イーモバイルのオンラインストアにあるPocket WiFi(D25HW)の購入金額表を見てみましょう。

Pocket WiFi(D25HW)単体契約時の価格表

Pocket WiFi(D25HW)は、

『ベーシック』契約で、端末価格が、39,580円。
『新にねん』契約で、端末価格が、15,580円。
『にねんM』契約で、端末価格が、5,980円

…、となっています。

『ベーシック』は、契約期間の制約がないので、いつ解約しても解約料はかかりません。(ただし特約をつけている場合は、解除料はかかります。)『新にねん』と『にねんM』は、その名前からも想像できますが、2年間の長期契約が前提の契約プランです。2年以内に解約すると、相応の解約料が発生します。解約料は、イーモバイルのオンラインストアにある下記の表を参考にすると…。

契約解除料一覧

『新にねん』の契約解除料は最大24,000円。以後、毎月1,000円ずつ解除料は減額に。
『にねんM』の契約解除料は最大33,600円。以後、毎月1,400円ずつ解除料は減額に。

『にねんM』の契約解除料は、より高く設定されています。

勘の鋭い方は、この時点でお気づきでしょうが、もう1度、Pocket WiFi(D25HW)の単体価格表を見てみましょう。

Pocket WiFi(D25HW)単体契約時の価格表

『新にねん』契約だと、15,800円でPocket WiFi(D25HW)が購入できます。『ベーシック』契約での購入価格39,580円との価格差は、24,000円です。『にねんM』契約だと、5,980円なので、『ベーシック』契約との価格差は、33,600円です。この数字、どこかで見たことあるような…、これって、解除料と割引額が同じじゃないの?

そうなんです。
『新にねん』は、端末価格を24,000円割引するかわりに、解除料は最大24,000円
『にねんM』は、端末価格を33,600円割引するかわりに、解除料は最大33,600円

…という設定になっています。これが『新にねん』と『にねんM』の違いでもあります。

合理的判断をする人ならば、1年くらいしか使わないという状況でも、2年契約の『にねんM』を選ぶはずです。上記の解除料一覧では、『にねんM』の1年経過時の契約解除料は18,200円。端末代金は、5,980円なので、総額24,180円。『ベーシック』契約だと、解除料はかかりませんが、端末代金は、39,580円なので、トータルでみると『にねんM』がお得になります(この場合、『にねんM』だと端末を24,180円で購入したのと同じと解釈できますよね)。

私が『にねんM』をオススメする理由は、ここにあります。「契約種別」は、初期投資に影響します。初期投資の1番かからない『にねんM』が1番無難な「契約種別」でしょう。

「料金プラン」は毎月のランニングコスト

さて、次は「料金プラン」の解説に取り掛かりましょう。「料金プラン」はランニングコストに影響します。なぜなら「料金プラン」によって、月額の通信料金が変わるからです。ここで、Pocket WiFi(D25HW)の単体契約時に選択できる「料金プラン」を見ていきましょう。全部で4種類あります。もう1度表を掲載すると…。

D25HW料金プラン一覧

『スーパーライトデータプラン』、『バリューデータプラン』、『ギガデータプラン』、『データプラン』の4種類です。「契約種別」によって、料金が微妙に違うのですが、Pocket WiFi(D25HW)購入者は、前述の通り『にねんM』契約がオススメなので、『にねんM』に限定して解説してみます。

入門的料金プラン『スーパーライトデータプラン』

『にねんM』の『スーパーライトデータプラン』を見てみましょう。イーモバイルのオンラインストアの表を見ると…。

『にねんM』の『スーパーライトデータプラン』

月額料金の基本料は1,400円。上限金額は基本料も込みで最大5,380円となっています。

スーパーライトデータプランのパケット単価は0.042円。基本料金内に1,000円分の無料通信分が内包されている設定なので、約3MBまでのデータ通信であれば、1ヶ月1,400円で済みます。どんなに使っても月5,380円なので、他社に比べると安いと思います。ただし、1ヵ月に約14MB以上使うと、すぐに上限に達します。5MBの容量の音楽データなら、3曲ダウンロードすると、もう上限に到達します。まぁ、到達しても基本料込みで5,380円ですから、全く利用しない月も発生するかもしれない方には最適なプランです。入門的料金プランともいえるでしょう。同一「契約種別」内での料金プラン変更には、料金はかかりませんので、最初は『スーパーライトデータプラン』で試すのはありかもしれません。

参考:契約期間中のスーパーライトデータプランへの変更について:よくあるご質問|イー・モバイル

月間通信量が約8.7MB~312MBならバリューデータプラン

同じく『にねんM』の『バリューデータプラン』をオンラインストアで見てみると…。

にねんM』の『バリューデータプラン』

月額の基本料金は、2,980円。上限金額は基本料と合わせて、最大5,980円です。

バリューデータプランは、月間通信データ容量が、約300MBまでなら、2,980円/月とお得な料金設定になっています。ただし約335MB利用で、上限の5,980円に達するので、月間の通信料が312MB~1GB未満の方なら次に紹介する『ギガデータプラン』がオススメです。

月間通信量が約312MB~1.01GBならギガデータプラン

結構、実用性が高いかなと思うのが、『にねんM』の『ギガデータプラン』です。オンラインストアの表を見ると…。

月額の基本料金は、3,980円。上限は、基本料も含めて5,980円です。

ギガデータプランは、月間通信データ容量が、約1GBまでなら、3,980円/月となっています。iPhone 3GSユーザーなどがWifi環境で使いたい場合などは、『ギガデータプラン』は案外良いプランだと思います。iPhoneなどは、設定画面で今までのパケット通信量が見ることができるので、月初で統計をリセットして、1度月間の通信量を測定してみるとよいでしょう。ただし『ギガデータプラン』は、月間の通信量が約1.023GB利用で、上限の5,980円に達するので、月に1.01GB以上使う方は、次の『データプラン」がオススメです。

どんなに使っても4980円の定額が魅力なデータプラン

最後に登場は、『にねんM』の『データプラン』。これは非常にわかりやすいです。オンラインストアの表を見てみると…。

『にねんM』の『データプラン』

すばらしくシンプルです。使っても使わなくても定額の4,980円/月。たぶんPocket WiFi(D25HW)を買う人って、結構インターネットを利用したり、場合によっては、ノートパソコンとiPhoneとか複数台で利用を想定している人が多いと思いますので、このプランが1番ベストな気がします。引越しで家のインターネット回線を手っ取り早く利用したい人でも、普通に1ヶ月インターネットを使うと、データ容量は1.01GB以上は、使うと思います。(特にYoutubeとかYahoo!動画などを見る場合は…。)そういった意味では、『データプラン』は、わかりやすくて、安心な定額料金プランといえるでしょう。

さて、以上4種類の「料金プラン」はいかがだったでしょうか。(『データプラン』には、イーモバイルの音声携帯利用で『ケータイプラン』契約であれば、月額料金を1000円割り引きになる制度もあるのですが、ここでは詳しい解説は省きます…。)

2年契約終了後の料金プランは?

これは書くかどうかは迷いましたが、ネット上でもあんまり2年契約終了後の料金を解説しているサイトが見つからないので、また長くなりますが書いてみます。 『にねんM』 と『新にねん』の2年契約終了後は、特約付の『ベーシック』契約に切り替わります。普通の『ベーシック』契約ではありません。比較のために『ベーシック』の『データプラン』と『にねんM』の『データプラン』の月額料金の表を見てみましょう。

D25HW料金プラン一覧

なんと『新にねん』や『にねんM』の『データプラン』の金額4,980円/月に比べて、『ベーシック』の『データプラン』は、5,980円/月と毎月1000円高くなっています。このままだと「おい!いつの間にか料金が上がっているぞ!」とクレームが来ることもありそうです。普通の『ベーシック』契約だとこうなってしまします。

実は『ベーシック』契約には、2つの特別契約が存在します。『年とく割』『年とく割2』です。先ほど『にねんM』・『新にねん』は、2年契約終了後に、特約付の『ベーシック』になると書きましたが、正確には、『新にねん』と『にねんM』は、2年契約終了後、自動的に『ベーシック(年とく割)』に移行します。この『年とく割』とは何でしょうか?

1年契約の約束で毎月1000円安くなる『年とく割』

『ベーシック』契約のみに付けることができる特約の『年とく割』と『年とく割2』ですが、1年間の継続利用の約束で、毎月の料金を割り引く制度で、例えば『データプラン』の場合、『年とく割2』加入で、月額5980円が、月額4580円に。『年とく割』加入で、月額5980円が、月額4980円となります。中途で契約を解除した場合、オンラインストアの表を見ると下記の解約料が発生します。

『年とく割』解除料

『年とく割』の解約料は、3150円。
『年とく割2』の解約料は、6300円。

どちらも契約の更新月に解約をすれば、解約料は0円となります。2年契約でイーモバイルを解約しようと思っている方は、契約更新のタイミングを調べてみたほうがよいでしょう。更新月を経過すると、『にねんM』・『新にねん』共に『ベーシック(年とく割)』に自動更新されますので、ご注意下さい。まぁ、2年に1回しか0円で解約するチャンスがなく、そのチャンスを逃すと一律1万近い解除料が発生する某社に比べれば、随分良心的に見えると思いますけど…。

オプションでは「故障安心サービス」がオススメ

他にもイーモバイル契約時には、いろいろとオプション契約も付けることができますが、1番のオススメは「故障安心サービス」です。データ通信端末の契約ならば、157円/月で保険のようなサービスに加入できます。Pocket WiFi(D25HW)の場合、全損・水濡れ以外の故障であれば、「故障安心サービス」加入者で、5250円の修理代金負担で済みます。全損・水濡れ・紛失・盗難などでは、10500円の代金で対応してくれます。「故障安心サービス」未加入者は、全て実費負担になります。(ちなみに通常のデータ通信端末だと、故障や盗難も「故障安心サービス」加入者ならば一律3990円で対応してくれます。Pocket WiFiは原価が高いのだと思われます。)「故障安心サービス」は、新規の申込時しか加入できませんので、ご注意下さい。(まぁ、後から加入できちゃうと、壊れたり失くしたりした後に加入する人間も出てきてしまうので、新規しかダメなんでしょう。)

さて、わかりにくいイーモバイルの料金体系ですが、少しはお役に立てたでしょうか?Pocket WiFi(D25HW)以外でも、(たとえばD22HWが『にねんM』契約で1円などのキャンペーンにて)『にねんM』契約が選択できる機種が増えていますので、いろいろとご購入の参考にされてください。また、補足的な内容として、ブログ記事にイーモバイルPocket WiFi(D25HW)スーパーライトデータプランのジレンマを書きましたので、そちらも良ければご参考にされてください。

» イーモバイル公式オンラインストア

イーモバイル代理店のメディアワールドでは、Pocket WiFi(D25HW)申込で、クオカード3000円分をプレゼントと端末代金1円のキャンペーンを実施中のようです。
» イーモバイル代理店オンラインストア

★関連ページ★
» 年間で109,872円通信費が削減に!イーモバイルのPocket WiFiの魅力

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