勉強をすること 謙虚さを保つこと

ちょっと下記の記事に触発されて、今回は筆をとってみます。

分裂勘違い君劇場 - 子供の「どうして勉強しなきゃいけないの?」→ 勉強することの具体的で直接的で切実なメリットを説明

個人的に、「どうして勉強しないといけないの?」的な質問を受けた場合
答えは、「わからないけど、私の勉強する理由は、こうだよ。」と説明するかもしれない。

以下は、私が勉強する理由です。

勉強をするということは、知的好奇心を満たすという動機からよるものですが
私にとっては、人間として「謙虚さを保つ」ためでもあります。

幼少期から少年期は、何か漠然とした万能感に包まれていて、非常に傲慢な人間でした。
しかし、勉強を進めれば進めるほど、その奥の深さであるとか
先人たちの残した偉大な足跡に触れるたびに、次第に謙虚さを尊ぶようになりました。

この辺りは、満点の星空を見上げたときや、船上で大海原を目の当たりにしたときの
皮膚感覚と共に、自然の偉大さを知覚する感覚に似ています。

何だか、勉強すればするほど、自分の小ささや浅さが痛感できるのです。
それゆえに、知的好奇心が刺激されて、勉強を続ける気力が沸きます。良い循環です。

最近は、つくづく勉強という行為は、「身の程をわきまえる」「分際を知る」
という効能が大きいのだと実感しています。また、謙虚さを身に付けたほうが
学習速度が速いことにも気づきました。学習と謙虚さは親和性が高いのでしょう。

これが、私の勉強する理由です。

ただ、具体的に人を勉強へと動機付けさせる場合は、上記の理由では
あんまり効果はないかもしれません。もし動機付けさせたい場合は、
相手の性格にもよるのでしょうが「この世の中は、勉強のできる人間に有利に、
勉強のできない人間に不利なルールで動いているから、将来どっち側にいたい?」とか
二者選択に問題をすりかえた方が、効果的だったりしますけど。

あとは、単純に「これを考えたヤツってすごいなぁ!」と感心させられる事例を
提示して、勉強に興味を持たせるのも手かもしれません。
(例えば、正味現在価値などをわかりやすく説明すると、興味を持ってくれたりします。)

だいたい「どうして勉強を~」という質問者の背景には、勉強に対する動機が
紐付けされていない場合が、ほとんどでしょうから。

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